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30代は大人の10代

多感な30代が空想や妄想を棚卸しするためのブログ

本当に頭の回転が早い人なんて、滅多にいない。経験と知識を上手に引き出しているだけだ。

中小企業診断士の取得に向けて某資格予備校に通っていると、大企業の方、頭の良い方、自信のある方が多い事に気づく。

中小企業診断士という資格はコンサルティング業務を目指す方や仕事の質・幅を変えたい方が殆どなので、自然とそういう方が集まるのだろうか。

 

とはいえ、学校に通うということは全ての分野に強いわけではなく、最初はみんな頭を悩ましながらも講義や自習を重ねて、試験直前の今ではサクッと回答できる問題が劇的に増えているのがわかる。

例えば「とある企業において複数の設備投資案があり、それらを比較して意思決定するにはどのような比較方法があり、それぞれの特性は何か?」といった問いがあるとする。勉強したことがなければ全く見当もつかない問題だと思われるが、半年間かけて真面目に学習してきた受験生にとっては、即答できるレベルの基本的な知識である。

 

これを実際のビジネスの場面で想像してみて欲しいのだが、同席した仕事相手が複数の投資案に対する意思決定の方法をさらっと提示してきたら「あ、この人は頭の回転が早い!」と感じ、意思決定の主導権を握られてしまうことだろう。

だが、この事象は「頭の回転が早い」のではなく「あらかじめその方法を知っていた」だけの事である。少なくとも中小企業診断士の1科目を学んだ事があれば、誰でも即答できるのである。

小学生だって、足し算しかできない子供は、かけ算九九をできる上級生に対して、同じ印象を持つだろう。そのレベルの話である。

 

 本当に頭の回転が早い人なんて、滅多にいない。 大抵は、既に多くの問題に答えを出してきた経験と知識があり、それを上手に引き出しているだけだ。

「経験と知識の蓄積」を続ける事は、それだけ重要な事なのである。

 

 

中小企業診断士 スピードテキスト (2) 財務・会計 2016年度

中小企業診断士 スピードテキスト (2) 財務・会計 2016年度