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30代は大人の10代

多感な30代が空想や妄想を棚卸しするためのブログ

中小企業診断士協会が2016一次試験に込めた想いを勝手に解釈してみた。

8月6日、7日と中小企業診断士一次試験を受験してきた。

 

一次試験には7科目あるのだが、それらを一つ一つ学習していくうちに、企業診断士として求められている能力を総合的に鍛えられるのだと考えている。反面、試験対策としては、各科目の過去問から傾向と対策を把握して、勉強を積み重ねていく必要がある。

大手資格予備校で昨年の12月から勉強をはじめて挑んだ初試験であったが、受験前と終えた後で試験に対する印象が様変わりした。

 

受験前に必要だと感じていた能力を端的に挙げれば、「知識・暗記・計算手法・論理的思考力」と、それらを試験日までに積み上げていく「精神的たくましさ(覚悟)」である。予備校の問題集・答練や過去問については、それらの能力の積み重ねでそれなりに対応できたのだが、実際に試験に取り組んでみて先の能力が通用したのは4〜6割程度であった。

 

それ以外はというと、予備校のテキストにも過去問にも全く傾向のない、つまり対策を立てていない、どこから連れてきたのかわからないような問題が多かった。ネット上では、出題傾向に苦言を呈すコメントが多いのも頷けるが、これらの問題で正答を積み重ねていくのに必要だったのは、まさに不確実性に対応するための「情報力」と「問題解決力」であったのだ。

 

「情報力」とは、官公庁が発行している各種ドキュメントへの博識、日経新聞に掲載されるような政治・経済情報の継続的な蓄積、今や経営に欠かせないICT動向である。そして「問題解決力」とは、初見の問題に対してまず解決方法を自分自身で導き出す能力である。

 

おそらく多くの方が最初に学習される「企業経営理論」には、企業が環境の不確実性に対応するために様々な準備をしておく必要があること、そのためには今までのやり方ではない「革新的学習過程」の推進が必要であることが、強く述べられている。

まさに、私たち受験者や予備校にも、試験の不確実性に対応するための組織学習が必要だったのだ。

 

と、中小企業診断士協会が2016一次試験に込めた想いを勝手に解釈してみた。

 

 

中小企業診断士 スピードテキスト (1) 企業経営理論 2016年度

中小企業診断士 スピードテキスト (1) 企業経営理論 2016年度