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30代は大人の10代

多感な30代が空想や妄想を棚卸しするためのブログ

「学び」を積み重ねていくという事とは、物事を捉える「視力」が良くなる事である。しかし、注意しなければならない事は「学びの源泉は学問や読書だけでは不十分である」という現実だ。

私は知識欲の強い方であると思う。

会社からの帰路に大型書店があり、立ち寄るたびに本を購入してしまうし、amazoniBooksを閲覧していれば、やはり電子書籍を購入してしまうのだ。(本棚の限界なので、電子書籍を購入する割合が増えた。)

書籍を探すときにはすでに「キーワード」を持っている。日常で気になった事柄があったり、不足する知識を補いたいと思うからだ。最近気になったキーワードとしては「経営企画部」、「習慣化」、そして「手相」など仕事関連から趣味の範囲まで多様であり、財布が許す限り買ってしまい本棚が足りなくなる。

最近では、体系的に学びたいと思うことが増え、資格取得用のテキストを購入するようになった。別に試験を受けるわけではないのだが、一般的なビジネス書と違って土台となる知識や考え方がしっかりと築かれており、知識を積み重ねていく過程が面白く感じるのだ。

 

そういった話題を会社ですると、仕事に関連する書籍を自費で購入することに抵抗のある同僚は少なくない。「会社が出してくれたらいいのに。」や「プライベートな時間まで勉強なんて、私にはできないなあ。」という決まり文句で結ばれる。私はそのようには感じないのだが、書籍の購入を「費用」と捉えるか「投資」と捉えるかの違いだけだろう。

「投資」によって得た知識は基本的には消滅せずに蓄積されていくし、知識が不足した場面や手法を用いる場面では、先人がずっと昔に悩み抜いて積み上げた経験値を残してくれているのだから、それを活用しない理由はない。

 

日経新聞の購読当初と今では、読み方が変わってきたのを実感している。最初は一つ一つの記事を一生懸命読み込んでいたのだが、ガバナンスとか為替とか報道内容の前に基礎知識がなかったからだ。ある程度購読が続くと、報道内容をストーリーで追えるようになり、いわゆる見出し読みができるようになる。中小企業診断士の7科目を網羅した今では、ストーリに加えて利害関係者の存在や関連する法制度とその実状・問題点にまで関心や思考が向くようになった。これは日経新聞に限った話ではなく、顧客企業のIR関連資料を読んでも同様である。

私のここ3年間は、読書量や勉強量が特に多かったのだが、現れた物事から読み取れる情報量や問題意識が明らかに増えているのを実感している。

 

「学び」を積み重ねていくという事とは、物事を捉える「視力」が良くなる事である。視力が良くなると、物事を広く、深く捉える事ができるようになる。大人になりある程度のお金を自由に使えるのだから、読書や勉強は大歓迎だ。

しかし、注意しなければならない事は「学びの源泉は学問や読書だけでは不十分である」という現実だ。

 

 

知性だけが武器である――「読む」から始める大人の勉強術

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